速さの向こう側
実はステータスに関して疑問に思っていたことがありまして…
速さが回避率に関係してるのは分かってたんですけど攻撃回数というのが謎でした。
ARPGの時のフォックストロットやギミックシューターは操作に対応した回数しか出ないし、SRPGの攻撃は1ターンに1回です。
もしや…多段攻撃のことでは!?
ということで速さが多段攻撃のヒット数に関係してくるか検証してみました。
検証準備
比較用の装備品
ニンジャ装備
これで合わせて+40の補正になります。
マーチング装備
比較対象に選んだのは速さの補正が0のマーチング装備になります。
検証用の相手
文化公園の禁領心臓部の序盤に出てくるガーディアンを対象にしました。
検証
ヴァキュエイト
上位魔法にはいくつか多段攻撃の魔法があります。その中からエメラルドリングのヴァキュエイトを選びました。
速さ+0の時のヒット数は5でした。
速さ+40の時のヒット数は変わらず5でした。魔法攻撃は変化が無いようです。
.308フルオート掃射
ル・ゴールドM134の掃射も多段攻撃です。範囲攻撃なのでヒット数が増えるならお得ですね。
速さ+0の時のステータス
ヒット数は7でした。
速さ+40の時のステータス
ヒット数は8でした。1つ増えています。
トップタイフーン
犬噛の剣の追加スキルのトップタイフーンも多段攻撃です。使い勝手の良い技なので期待しましょう。
速さ+0の時のステータス
ヒット数は5でした。
速さ+40の時のステータス
ヒット数は6でした。1つ増えています。おそらくヘルタイフーンも同様なので、使う時は速さをできる限り上げておきたいですね。
ガイデッドアロー
射鳥のジェムの追加スキルです。説明文では6本と明記されていますがどうでしょう?
速さ+0の時のヒット数は6でした。
速さ+40の時のヒット数は6でした。さすがにこれは説明文の通りでしたね。
デス&ブルーデイ
通常攻撃が多段攻撃になっている魔法銃です。機関銃と違って毎ターン使えるのでヒット数が増えればお得です。
速さ+0の時のステータス
ヒット数はダークカートリッジが2でレフトハンドトリガーが3でした。
速さ+40の時のステータス
ヒット数はダークカートリッジが3でレフトハンドトリガーが2でした。あれ?合計だと同じ?
速さアップの効果
バフによって速さを最大で40%上昇させることが可能です。影響を見てみましょう。
速さ+40のデス&ブルーデイで比較してみました。
平常時のステータス
ヒット数はダークカートリッジが2でレフトハンドトリガーが3でした。
速さアップ1の時のステータス
ヒット数はダークカートリッジが2でレフトハンドトリガーが4でした。増えましたね。他の多段攻撃と計算式が違うのでしょうか?
敵によってヒット数が変わる
検証中同時に複数の敵を攻撃したところ、ヒット数に差が出ました。
ゴブファイターLV14とジャックラビットLV11では後者の方がヒット数が少なくなっています。
それぞれのモンスターのステータスを図鑑で調べてみましょう。
ジャックラビットLV11の方が速さが高くなっています。
ヒット数の計算式の詳細は不明ですが、カレンとモンスターの速さの差が関係していると思われます。
レベルアップによる速さの上昇
レベルアップ時のステータス上昇でも速さは増加します。
ただ、禁領や深淵を進んでいくとモンスターの方もレベルアップしていくので、速さの差はほとんど変わらないと思われます。
検証結果
これまでの検証の結果を整理します。
- ガイデッドアローおよび魔法の多段攻撃は速さの影響を受けない
- 物理攻撃の多段攻撃は速さの上昇によってヒット数を増やせる
- ヒット数の計算式は武器やスキルによって異なる可能性がある
- カレンの速さだけでなくモンスターの速さとの差でヒット数が変わる
- ヒット数の増加にはおそらく上限がある(例えばル・ゴールドM134の掃射が1回あたり8発と明記されてるので)
他にヒット数増加が期待できそうなもの
スパイダーウェブ・ファイアーストーム・ルフトメッサーなども速さの上昇でヒット数が増えると思われます。
関連記事への修正
検証結果を受けて、ゴリ押し戦法とエクトプラズムを使おうの記事に加筆修正をしました。
答え合わせ
- 多段攻撃だけでなく通常攻撃もヒット数が増える可能性がある。
- 三点バーストやフルオート掃射などは攻撃回数が常に一定。(ということはヒット数が足りないなら命中率≒器用を上げる方が良い)
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